ノーマンじゃなくても

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 写真はガイロンをしている教室の照明用のスイッチ。

 前方の黒板に向かって,右側の列の照明が「南側」,左側の列が「北側」。で,その間が「中側」。でもって,その「中側」の列の照明用のスイッチが一番上。

 絶対にありえないデザイン。

 学生に,このデザインはないよねぇ,と言ったら,「確かにおかしい」という反応とともに「単なる配線ミスでしょう」という反応もあった。まぁそれはそうな んだろうけどと思いつつ,この話を同僚のE先生にしたら,「ああ,それだったら隣の教室もそうですよ」とのこと。確信犯らしい。

 スイッチの順番はこの上なく酷いが,「北側」や「南側」のラベルも酷い。フツーは教室のどちらが北か南かなど考えたりしない。小生は原始的に,外が明るい 方が南側だろうと,毎回推測しながらスイッチを押している。専任の教員でこうなのだから,非常勤の先生で,しかも夕方以降の授業だったりしたら混乱される だろう。

 このスイッチは黒板と同じ壁に付いているので,3つのスイッチを縦に並べるのではなくて横に並べれば,そして,(ノーマ ンだけでなく)誰もが考えるように,一番左側のスイッチが左側の照明に,一番右側のスイッチが右側の照明に対応していれば,そもそも「北側」とか「南側」 のラベルは不要になる。ところが,こういうデザインがなされている教室やホールは,小生の勤める大学に限らず驚くほど少なく,人の認知傾向を無視したデザ インがまかり通っている。そしてあちこちで,「あっ,このスイッチじゃないのか」と言って,照明のつけ間違いが起こっている。省エネが叫ばれるようになっ て久しいこの時代に。

 この不細工なデザインに気づいた授業では,「こんなところにも心理学の研究のネタは転がっている。しかも(珍しく)社会の役に立ちそうなネタが」という話をしたのだが,わかったかなぁ。


 今日は週末,月末で,ハローウィン。TGIF。

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このページは、増田尚史が2008年10月31日 11:37に書いたブログ記事です。

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