1月14日朝,日本のテレビ,新聞を見て,少し首をかしげた。ハイチの地震の扱いが小さいのだ。欧米のテレビニュースを見ていると,実に生々しい映像が放映されていた。
インターネットでのニュース配信を見てみた(08:05)。Google newsのUS版:Top newsは"More than 100000 feared dead in Haiti quake, officials say"だ。U. K.版でも"Corpses litter the streets of Haiti, the air is thick with dust"とくる。中国版でも"海地发生7.3级强震"だ。どこもかしこもtop newsは地震関連のnewsばかりだ。
日本版Googleの「トップニュース」は政権政党幹事長の「関係先一斉捜索」というもの。テレビしかり。ハイチの扱いが異様に小さい。「死者10万人という不確実な情報もある」という程度のコメントをしていた番組もあった。どうもこのあたり,日本のメディアは,世界の「常識」とずれているような気がする。仮に1万人でもとんでもない大惨事なのだが。。。
あるいは日本人は,自然災害(人為災害との比較において)に対する感受性が低いのだろうか。近過去をふりかえるだけでも「純粋な」自然災害など早々はないことがわかろうものだが。。。
ついでに気になることがもう一つ。海外で「事故・事件」があると,日本のメディアは真っ先に「日本人の被害者は。。。」とコメントする。なぜ日本人と日本人「でない」人を区別したがるのだろう?事故にあった人が「日本人でない」ならばわれわれは安心するのだろうか?
少なくとも私には,日本の政権政党幹事長の資金管理団体が強制捜索を受けたというニュースは,ハイチの大惨事に関するニュースの前では,実に小さなニュースに思える。

以前テレビを見ていたとき「日本人がいなくてよかったですね」というキャスターのコメントを聞いたことがあります。ずいぶんひどいことを言っているのですが、その自覚もないんでしょうね……。