10月も終わりに近づいているのに,まだ4回しか終わっていない。さて,今回は「肥満の疫学」の復習で一区切り。スライドショーは「時代・地域で変わる美人」であった。ふっくら(ふっくら過ぎる?)した体型が美人のあるべき体型であった時代が人の歴史のほとんどを占めているといって言い過ぎではない。過去の「美人」を見ていると,現代の「美人」が異様にすら思えてくるのは私だけだろうか。痩せを礼賛し,あがめ,たてまつるのが現代社会?
実は「美男子」についても関心はあるのだが,なかなか資料が集まらない。例えば,韓国などはでっぷりとふとった男性の方が評価が高いと聞く(ヨン様なども顔だけ見ているとふくよかですね)。日本でも,丸っこい体型が好きということから相撲ファンになる女性も多いと聞く。「タイコ腹の美学」といったタイトルの本もでていたように思う。
太っていることは「富」の象徴であり,「豊かさ」の目印であるとの議論がある。確かに人の歴史時間の大半は「貧しさ」に特徴づけられるのだがら,太っていることこと,太っている人は「うらやましい」存在であり,「あこがれ」の存在でもあったことだろう。現代は,飽食の時代,多くの人が食べ過ぎて太っていく。それ故に,痩せていることが,逆に,希少価値をもつのかもしれない。
ということで,話しは終了。
授業後半は「肥満の生物学」。これについては次回に改めて。

ウェストとヒップの比が0.7 (妊娠可能性が高い) の女性がもてる、というのは進化心理学ではよく言われていることですが、過去の美人のウェスト・ヒップ比の基準はどうだったのでしょうね?