「集団力学2009」の感想 (13 July, 2009)

学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。

実験の結果については、授業内容のスライドをpdf形式で配布しているところに近いうちに載せる予定なので、そちらを確認してください。

(ヒューリスティックスについて) 考えすぎてもダメだということなのでしょうか......?

人はそんなにちゃんと考えていないし、そんな時間も能力もないし、だから案外「適当」にやっている。でも、その「適当」というのが案外悪くないという話。

(速くて倹約性の高いヒューリスティックスは) 第1章に出てきた多属性効用理論と関係はありますか。

ある。多属性型の意思決定問題の場合、全てに重み付けをして判断を下すのではなく、最も重要な特性のみに注目するのがギガレンツァらのtake the best。

(バイト先の塾で) 小4、5年くらいだったんですけど、一人、中西先生にめちゃそっくりな子がいました。名前は違ったけれど、中西先生の子どもの頃みたいなかんじでした。

本当にその子が僕の子どもだった場合はいろいろ面倒なことが起こるわけだが......。

私は来年、先生のゼミに入りたいと思っているのですが、計算とか数学系のことをしますか? するなら勉強します。

しない。数学大嫌いだし。希望するゼミがある場合は2年後期の「心理学基礎演習」のレポートをがんばるように。

そろそろ先生の授業がおわるんですね。さびしくなります。まぁまた何か授業とれたらとります。先生はおもしろいです。

後期は「進化と人間行動」という教養科目があるので、興味があればぜひ。

意思決定を計算で出すのもなんだかなと思った。

なぜ? 心理学者は人間の行動を数値化するものだよ。数値に出来ない行動なんて分析できないじゃん。

今日やったアンケートの問は先生が自分で考えたのですか。

共同研究者の横田君と一緒に考えたもの。

文の最後に「。」があるのとないのがあるのですが、何か意味がありますか?

そんなところに気づいたとはなかなか鋭いね。文になっているものは「。」で終えているけれど、体言止めにしてあるところや箇条書きのところなどは「。」をつけていない。

「面くい」の人は、顔の造形だけで相手を決めるというので単一理由ヒューリスティックスにあてはまりますか?

そういう人は顔を最も重視しているというだけで、必ずしも単一理由ヒューリスティックスを使っているとは限らないと思う。

(授業で行った実験) 最後の質問の評定が記入式 (○をつけるのではなく) なのは、入力作業をしやすくするためなのでしょうか?

そういうわけではなく、たまたまオリジナル版がそうだったというだけだったりする。

いつも思うのですが、どうして大学の先生って大学を越えて交流があるのですか?

同じ研究分野だったら、学会とかでふつうに交流しているからね。

質問に答えていて、サークルとかグループとかの設定が、やけにリアルで、いつも自分のしている行動に、てらし合わせてしまいました。

それは実験操作が成功したことの証拠だね。シナリオを考えるのはいかにリアリティをもたせるかで結構苦労する。

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このページは、NAKANISHI, Daisukeが2009年7月18日 16:58に書いたブログ記事です。

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