今春大学に入学した新入生たちにとっては、あっという間の1ヶ月であったことであろう。入学して1ヶ月、新入生が思い悩むいくつかのことがある。

 まずは通学に関すること。新入生の多くが高校時代までと比べて通学時間が長くなる。さらにそれに追い打ちをかけるように電車やバスの混雑。長時間の通学や混雑に慣れていない今はそれだけでもヘトヘトになる。また、はじめてひとり暮らしをはじめた学生たちは、食事や洗濯など日常の生活ひとつひとつがおっくうになる。この生活がずっと続くのか。。。

 次に履修に関すること。何が必修科目で何が選択科目なのか。専門科目は何を履修すればいいのか。授業についていけるのだろうか。単位は取れるのだろうか。自分で履修する科目を選択できる自由を得た反面その責任を負う怖さを実感している頃である。そもそも、大学入学というひとつの目標を達成し、ぽっかり穴があいた状態であっても不思議ではない。場合によっては、自分はこの大学でよかったのか、自分がやりたい学問だったのかという根本的なところで立ち止ってしまうこともある。

 そして対人関係に関すること。話し相手がいない。誰に声をかけていいかわからない。友達ができるだろうか。。。新入生からの切実な声である。新入生同士で既知の話し相手がいる場合はいいが、知り合いが全くいない場合は、楽しそうに話しをしたり相談しあったりしている集団がうらめしくもあり、その集団の楽しそうな声に孤立感は強まるばかり。そうした集団に声をかけたくても、割り込むのは悪いような気がするし、入り込もうとしてもどのように声をかけていいのか、何を話題にすればいいのか、考えれば考えるほどひとりであることの寂しさ、むなしさがこみ上げてきている学生も少なくない。


 このような強烈な環境の変化にさらされて1ヶ月。張り詰めている緊張の糸が今にも切れそうな状況の中、新入生たちは懸命に踏ん張っている。そのような新入生たちは、今は"がんばらない"で欲しい。また周囲の人も新入生に対して「がんばれ」という言葉を使わないで欲しい。励ますつもりで何気なく声をかけた「がんばれ」のひとことが、緊張の糸を切ってしまうことがある。「入学してずっとがんばってきた。まだがんばらないといけないの?。もうこれ以上がんばれない」。。。俗にいう『五月病』である。
 もし「がんばれ」と声をかけたくなったら、「何か私にできることがある?」と声をかけてみて欲しい。「がんばらなくてもいいんだよ」「あなたの傍にいるよ」というメッセージは、今の新入生にとって何よりの勇気づけになる。今はしんどいけれど、がんばらないでで少しずつ慣れていけばいいのだということを新入生自身が気付いてくれる。


 入学後1ヶ月経過して大学生活に少し慣れた頃のゴールデンウィーク。久しぶりに現実から離れて親元でゆっくりできたことであろう。旧友ともゆっくり話ができたことであろう。現実から一時隔離してくれたゴールデンウィークが明けるとまた少し不安定になる時期が来るかもしれない。しかしその時期を"がんばらない"でやりすごせば、少し"おとな"になった大学生になっているであろう。

 先日広島でも春の大雪に見舞われた。
広島では公立高校の入試と重なり、受験生(その親も)は大変であったであろう。

 そのような中、3/10、高知市でさくら(ソメイヨシノ)の開花宣言があった。
平年より13日も早かったという。気象庁が統計を取り始めて最も早い記録だそうだ。
桜前線は1秒間に23cmから27cmくらいずつ北上すると言われている。
まさに一歩(ひと足)ずつ春がやってきている感じである。
今年は少し早歩きになるのだろうか。

 本学広島修道大学も3/11に後期入試の合格発表があった。
そして、3/12から国公立大学の後期日程入試も始まった。
大学受験もいよいよ大詰めである。
「サクラサク」の報は早く来て欲しいものだ。

 受験生の皆さんにもさくらの足音が聞こえていることだろう。

 毎日のように大学生の薬物(大麻)使用問題が話題になっている。薬物乱用そして薬物依存は、自身の破滅のみならず、それに起因するさまざまな犯罪を引き起こす。私が少年鑑別所に勤務していた頃(1980年代)も、中高校生や大学生の薬物(覚せい剤やシンナーなどの有機溶剤)の乱用者はいたが、それらはある種特殊な環境での特異的な非行だったように思う。あの当時、その多くが暴力団や暴走族など反社会集団への資金源になっていた。しかし、最近の動向を見ていると、あまりにも自然にそして安直に薬物に染まっているように感じる。

 大学生の薬物使用についての報道は、遠い関東や関西の大学での話のように思えるが、広島も例外ではない。2008年11月14日の中国新聞社説でも「大麻汚染 若者へ拡大どう歯止め」で取り上げられ、そして11月15日の新聞では、「広島県内の大麻押収が昨年比30倍」という報道がなされている。「ネットで急速に拡大」「高い初犯率」「安易さが目立つ」。

 大麻の問題をややこしくしているのは、第1に大麻が合法的に許されている国があること。今回検挙された大学生も、「大学でオランダに関する講義を受けて興味を持った」と話しているという。第2に大麻がたばこやアルコールより害が少ないという情報がまことしやかに流れていること。第3に「大麻取締法」が大麻の栽培や輸出入、大麻「葉」の所持や売買を禁じているが、「種」については野放し状態であることにある。

 こうした抜け道を使って安直に「種」で儲けようとする輩もいる。安直に「種」が入手できるものだから、観葉植物並みに育てようとする。そこには、「麻薬」を扱っているという重大な認識はないように思う。私たちのまわりに「薬物依存の種」がまかれているようで危機感を感じる。

 大麻は薬物乱用、薬物依存のgateway drugと呼ばれている。大麻という入口を入ってしまうと、出口が見えなくなる。「興味半分」「誘われたから」「断れなかったから」「1回くらいなら」「自分は大丈夫」・・どんなに理由付けしようとも、始めると止められなくなる。大麻で満足できなくなるとさらなる刺激を求めて次の薬物に進んでいくこともある。たいていの場合、次の薬物はより依存性の強い薬物である。薬物依存になると自らの力では抜け出すことができなくなる。もし誘われても「ダメ。ゼッタイ。」を合い言葉に、入口で断る勇気を持って欲しい。

  ※「ダメ。ゼッタイ。」は財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターによる薬物乱用防止活動の標語です。

志和です。初めてブログとやらに書き込んでいます。遅ればせながら、ようやくここまでたどり着きました。

その昔、「パソコン通信」といわれていた頃は、心理学フォーラムのサブシスオペをやれるくらい「通」だったのですが、最近はとんとついていけません・・トホホホ。

それにしても、若い先生は使いこなしがうまいし、早いですね。・・・いや、若さだけが要因ではないか!?・・若くはないけれどしっかり活用している先生もいらっしゃるようですから。

何はともあれ、ブログの初期設定が終わり、こうして書き込みのテストをしています。 実は、ブログで何ができて、何ができない(してはいけない)のか私自身が理解できていないのです。理解できるのを待っていたら、いつまでも開設できないので、理解しないで飛び込むことにしました。いつも学生諸氏には「考えて答えがでない場合にはとにかく動こう」と言っている手前、私も動くことにしました。

ということで、ぼちぼちとやっていこうと思っています。

まずはご挨拶まで。

2010年5月

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